ラーメン豚山|二郎系チェーン完全攻略ガイド【2026年最新】メニュー・コール・全店舗一覧

ラーメン豚山

二郎系ラーメンを食べたいけど、本家は敷居が高い──。そんな声に応えるように2018年に誕生したのが「ラーメン豚山(ぶたやま)」です。運営は横浜家系ラーメン「町田商店」で知られる東証プライム上場のギフトホールディングス。わずか7年半で全国52店舗にまで急拡大し、いまや「二郎系デビューの登竜門」として広く認知されています。

実は豚山には、公式アプリでしか確認できない日替わり無料トッピング「今日のアレ」という隠れた名物があるのをご存じでしょうか。コール時に「アレ」と一言伝えるだけで、柚子胡椒やフライドガーリックなど毎日変わるトッピングが無料で追加されます。こうした「知っている人だけが得をする」仕掛けが、豚山の深い魅力です。

この記事でわかること

  • 全メニュー・最新価格一覧(2025年3月改定後の最新版)
  • コール完全ガイド──ニンニク・ヤサイ・アブラ・カラメの量の目安まで徹底解説
  • 「今日のアレ」日替わり無料トッピングなど、知らなきゃ損な裏技
  • 甘ジョッパ微乳化スープ・オーション麺・神豚の味の三大柱を深掘り
  • 二郎本家との徹底比較──何が違って何が同じか
  • 全国52店舗一覧(エリア別)と営業時間パターン
目次

豚山とは?── ギフトHDが仕掛ける二郎インスパイア系チェーンの正体

ラーメン豚山

運営は東証プライム上場のギフトホールディングス

ラーメン豚山を運営するのは株式会社ギフトホールディングス(東証プライム・証券コード9279)の事業子会社株式会社ギフトです。同社は横浜家系ラーメン「町田商店」を中核ブランドとして、グループ全体で国内800店舗超を展開するラーメン業界の巨人。豚山はその第2ブランドとして、二郎インスパイア系に特化した専門チェーンという位置づけです。グループの目標は国内1,000店舗・海外1,000店舗で、2027年10月期には国内1,000店を突破する見込みと報じられています。

🍜 ラーメン通の豆知識
ギフトHDは自社製麺工場を3拠点保有しています。平塚工場(製麺・2013年設立)、丹波篠山工場(製麺・2020年)、綾瀬工場(チャーシュー・2022年)。職人に依存しない製造体制こそ、チェーン展開を支える最大の武器です。

2018年7月1日、町田1号店から始まった急拡大

豚山の1号店は2018年7月1日にオープンした豚山 町田店(東京都町田市原町田6-20-3)。カウンター12席の小さな店からスタートし、同年中に平塚店(11月)、大塚店(11月)、大船店(12月)と矢継ぎ早に出店。その後も破竹の勢いで拡大を続け、2026年2月時点で全国52店舗9都府県(宮城・福島・東京・神奈川・埼玉・千葉・静岡・愛知・大阪)に展開しています。2025年12月には渋谷サクラステージにも出店し、都心の主要ターミナル駅をほぼカバーする布陣です。

創業者・田川翔── 壱六家修行から二郎系チェーンへ

ギフトHD代表の田川翔氏は、横浜家系ラーメンの名店「壱六家」で修行した生粋のラーメン人です。2008年に町田商店を創業し、家系ラーメンチェーンとして成功を収めた後、自身のラーメンフリークとしてのこだわりから二郎インスパイア系ブランド「豚山」を立ち上げました。田川氏は「世の中の半分のラーメン店をギフトグループにする」という壮大な目標を公言しており、その野心がチェーンの急拡大を支えています。

グループのマルチブランド戦略における豚山の役割

ギフトHDはラーメンのジャンルごとに専門ブランドを展開するマルチブランド戦略を採用しています。町田商店(家系)、豚山(二郎系)、元祖油堂(油そば)、がっとん(九州豚骨)、長岡食堂(新潟長岡系生姜醤油)など多岐にわたります。豚山はその中で「二郎系を食べたいが本家には行きづらい」という潜在需要を掘り起こす戦略的なブランドです。特に2024〜2025年は元祖油堂の急拡大(年間15店舗新規出店)と並び、豚山も年間6店舗以上の新規出店を続けています。

「二郎系デビューの登竜門」と呼ばれる理由

豚山が多くのレビュアーから「二郎系初心者はまず豚山に行け」と推薦される理由は明確です。第一に、全店舗の卓上にコール説明書きが掲示されており、本家のような暗黙のルールに怯える必要がない。第二に、ミニサイズ(125g)があり、小食の方や女性でも安心して注文できる。第三に、接客が丁寧で紙エプロンも用意されている。そして何より、味は本格的──オーション100%のワシワシ麺呼び戻し製法の微乳化スープは、二郎系の本質をしっかり押さえています。「入りやすいのに本気」、それが豚山の最大の価値です。

全メニュー・最新価格一覧──2025年3月改定後の完全版

ラーメン豚山メニューの価格

ラーメン── ミニ・小・大の3サイズと豚の枚数

豚山のメニューは非常にシンプルで、サイズ(麺量)×豚の枚数の組み合わせで価格が決まります。2025年3月の価格改定により小ラーメンがついに1,000円に到達しました。背景には豚肉価格の高騰(2025年に東京市場枝肉価格が過去最高値を記録)と人件費上昇があります。券売機の上には「当店は小ラーメンでも普通のラーメン屋さんの大盛くらいあります」と注意書きがあり、初訪問ではミニまたは小を推奨します。

サイズ 麺量(茹で前) 豚2枚 豚5枚(ぶた) 豚8枚(ぶたダブル)
ミニ 125g 950円 1,200円 1,400円
250g 1,000円 1,250円 1,450円
375g 1,100円 1,350円 1,550円

汁なし・季節限定メニュー── もう一つの主役たち

豚山にはラーメン以外にも通年メニューの「汁なし」と、季節限定メニューがあります。汁なしはラーメンの+100円で変更可能。濃厚な醤油ダレが極太麺に絡み、後半は生玉子(50円)をすき焼き風にディップして食べるのが裏技として人気です。季節限定は味噌山(秋冬・+100円)、つけ麺(春夏・+100円)、冷やし中華(夏・+100円)の3種。特に味噌山は毎年10月の登場を待ちわびるファンも多い冬の風物詩です。冷やし中華はガリマヨ(ガーリックマヨネーズ)が名物で、冷水で締めたバキバキ麺との相性が抜群です。

トッピング完全リスト

豚山のトッピングは50円から500円まで幅広く揃っています。二郎系では珍しい粉チーズぶっカリー(カレー風味)など、味変を楽しめるアイテムが充実しているのが特徴です。麺増し(+125g)は100円と良心的で、「小だと少し足りないけど大は多すぎる」という人に最適。お持ち帰り豚200g(500円)はファンの間で「家飲みのつまみに最高」と好評です。

トッピング 価格
生玉子 / マヨネーズ 各50円
うずら5個 / 粉チーズ / 豚1枚 / 味玉 / 辛ニラ / 白髪ネギ / ぶっカリー / 麺増し(+125g) 各100円
肉あぶら 150円
ライス / 大ライス 150円 / 200円
黒ウーロン茶 200円
お持ち帰り豚200g 500円

「小ラーメン1,000円」── 価格改定の全記録

2018年の開業時に750円だった小ラーメンは、7年間で1,000円へと段階的に値上がりしました。特に2023年以降は半年ごとに50円の値上げが続き、2025年1月に980円、3月にさらに20円上がって1,000円の大台に乗りました。「二郎系なのに高い」という声もある一方、チェーン店としての安定品質・通し営業・キャッシュレス対応・全席紙エプロン完備などの利便性を考えれば、納得感があるという評価も多いです。本家二郎の三田本店は小ラーメン700円ですが、こちらは約50分の行列と現金のみという「修行」がセットです。

📅 小ラーメンの価格推移

  • 2018年7月:750円(1号店オープン時)
  • 2019年7月:780円
  • 2022年3月:800円 → 7月:830円
  • 2023年1月:850円 → 7月:900円
  • 2024年7月:950円
  • 2025年1月:980円 → 3月1,000円

無料トッピング(コール)の量の目安

豚山では注文時に4項目を無料でカスタマイズできます。これが二郎系最大の特徴「コール」です。デフォルトではニンニクは入っていないため、入れたい場合は必ず伝える必要があります。ヤサイは標準でも300gとかなりの量。マシマシの600gは茹でもやし+キャベツが丼からタワーのようにそびえ立つ圧巻のビジュアルになります。なお、カラメ(味の濃さ)でキッチンから入れるタレは豚の煮汁ベースで、卓上の醤油ダレとは風味が異なります。

項目 選択肢と量の目安
ニンニク 抜き(なし)/ 少し(大さじ半杯)/ ニンニク(大さじ1杯)/ マシマシ(大さじ2杯)
ヤサイ 少なめ(150g)/ 標準(300g)/ ヤサイ(450g)/ マシマシ(600g)
アブラ 標準 / アブラ(多め)/ アブラマシマシ(さらに多め)
カラメ 標準 / カラメ(濃いめ)/ カラカラ(さらに濃いめ)

味の三大柱──スープ・麺・神豚のこだわりを徹底解剖

ラーメン豚山のスープ

甘ジョッパ微乳化スープ── 呼び戻し製法の真髄

豚山の公式キャッチコピーは「甘ジョッパ微乳化スープ、ちょいクタ野菜、トロトロ神豚、オーションワシワシ麺、これぞ豚山。」。このキャッチコピーに豚山のすべてが凝縮されています。スープは厳選した豚肉と豚ガラを大量に使い、呼び戻し製法(スープを継ぎ足しながら使い続けることで旨味を増幅させる手法)で仕上げます。完全な乳化(白濁・クリーミー)でも非乳化(醤油の色がはっきり)でもない「微乳化」という独自のポジションが特徴。醤油ダレの甘みと塩味が融合した「甘ジョッパ」な味わいは、パンチがありながらも後味にまろやかさが残り、「レンゲが止まらない系」と評されます。

オーション100%ワシワシ麺──二郎と同じ小麦粉の衝撃

オーションとは、日清製粉が製造する強力粉のブランド名です。小麦の外側に近い部分(2等粉)を使用しており、たんぱく質含有量が高く、小麦の風味が非常に強いのが特徴。本家ラーメン二郎でも使用されている、いわば二郎系DNAの象徴です。豚山はこのオーションを100%使用し、かん水以外の添加物を一切含まない麺を自社工場(平塚市)で製造しています。低加水率で仕上げた極太麺は「ワシワシ麺」と呼ばれ、ゴワッとした噛みごたえと弾力が特徴。作りたてにこだわるため、閉店間際に麺切れになることもあり、これがむしろ鮮度の証とされています。

🍜 ラーメン通の豆知識
一般的な中華麺の太さは14番手(約2.1mm)ですが、二郎系は12番手(2.5mm)〜10番手(3.0mm)の超極太麺を使用します。オーションの黄色みがかったくすんだ色味と、ゴワッとした食感は「ワシワシ」と表現され、二郎系ファンにとっては「この食感なしに二郎系は語れない」というほどの核心的要素です。

トロトロ神豚──5時間煮込みのチャーシュー

公式名称は「トロトロ神豚」。脂多めの部位を長時間(約5時間)かけて煮込み、味をしっかりと染み込ませた豚チャーシューです。出来の良い日のチャーシューはファンの間で「神豚」と称賛され、その柔らかさとジューシーさは二郎系チェーンの中でもトップクラスとの声も。一方で「端豚」(端っこの部位)にはアタリ・ハズレがあり、それもまた楽しみの一つ。デフォルトの豚2枚から、ぶた(5枚・+250円)、ぶたダブル(8枚・+450円)まで増量でき、「神豚に当たった日は全部のせで来ればよかったと後悔する」というのはファンあるあるです。

ちょいクタ野菜──もやし×キャベツの絶妙な茹で加減

豚山のヤサイ(茹でもやし+キャベツ)は公式に「ちょいクタ野菜」と表現されています。シャキシャキでもなくクタクタでもない、やや柔らかめの絶妙な茹で加減がポイント。デフォルトで300gと一般的なラーメン店の3倍以上の量が盛られ、マシマシにすると600gにまで膨れ上がります。野菜自体には味付けがないため、スープに浸しながら食べるか、卓上の醤油ダレ・お酢を活用するのがおすすめ。ヤサイマシ以上を頼む場合は、野菜の水分でスープが薄まるためカラメ(味濃いめ)の同時コールが定石です。

微乳化とは?── 乳化・非乳化との違いを整理

二郎系ラーメンのスープを語る上で避けて通れないのが「乳化」と「非乳化」の分類です。乳化スープは白濁したクリーミーな味わい、非乳化スープは醤油の色がはっきりした切れのある味。豚山はこのどちらでもない「微乳化」を公式に謳っています。本家二郎でいえば、三田本店や目黒店のような非乳化系に近いポジションですが、豚山のほうがよりマイルドで万人受けする味に仕上がっています。乳化スープのまったりした甘さが好きな人には物足りなく感じるかもしれませんが、非乳化系の「醤油のキレ×豚出汁のダイレクトな旨み」を好むファンからは高く評価されています。

⚖️ 乳化・微乳化・非乳化の違い

項目 乳化 微乳化(豚山) 非乳化
見た目 白濁・ベージュ やや濁り 醤油の色・油膜
味わい クリーミー・甘い 甘ジョッパ・まろやか 醤油のキレ・豚出汁ダイレクト
二郎の代表店 関内店・松戸店 豚山 三田本店・目黒店

コール完全ガイド──「ニンニク入れますか?」の正しい答え方

ラーメン豚山のコールガイド

コールの基本── 注文から着丼までの流れ

二郎系ラーメン最大の特徴が「コール」です。豚山では以下の流れで進みます。まずタッチパネル式券売機で食券を購入(電子マネー対応)。食券を店員に渡す際に「麺かため」を希望するならこのタイミングで伝えます(コール時ではないので注意)。席に着いてお水をセルフで注ぎ、待っていると提供直前に店員から「ニンニク入れますか?」と聞かれます。これがコールの合図。ニンニクだけでなく、ヤサイ・アブラ・カラメのすべての希望をこのタイミングで伝えます。変えたいものだけ言えばOKで、言わなかったものは標準のまま提供されます。

コール早見表── 具体例で完全理解

「何を言えばいいかわからない」という不安を解消するために、よく使われるコールの具体例をまとめます。ポイントは「変えたいものだけ」を伝えること。「そのままで」と言えば全て標準(ニンニクなし)です。各項目ごとに量を指定する場合は「ヤサイマシマシ、アブラマシ」のように分けて伝えましょう。「ヤサイアブラマシマシ」だと、どちらにマシマシがかかるか曖昧になります。大きな声で叫ぶ必要はなく、普通の声ではっきり伝えればOKです。

コール例 内容 おすすめ対象
「そのままで」 全て標準(ニンニクなし) 超初心者・ニンニクNG
「ニンニク少し」 ニンニク大さじ半杯のみ 初心者
「ニンニク」 ニンニク大さじ1杯 定番
「ヤサイ、ニンニク」 ヤサイ450g + ニンニク 中級者
「ニンニク、アブラ、カラメ」 ニンニク + 背脂増 + 味濃いめ ガッツリ派
「全マシ」 4項目すべて増量 上級者
「全マシマシ」 4項目すべて最大量 猛者のみ

ヤサイマシ×カラメの必勝コンボ

豚山を何度か食べたことがあるファンの間では「ヤサイマシにするならカラメも必ずセットで」という鉄則が知られています。理由は単純──ヤサイマシで追加される150g(合計450g)の茹で野菜から大量の水分が出て、スープが薄まるからです。カラメを同時にコールすることで、スープの塩味と甘みが野菜の水分に負けず、最後まで濃厚な味わいを楽しめます。逆に言えば、味の濃さがデフォルトでちょうど良いと感じている人がヤサイだけマシにすると「味がぼやける」と感じるリスクがあります。カラメを忘れた場合は、卓上の醤油ダレで後から調整することも可能です。

全マシ・全マシマシの実態

ラーメン豚山のマシマシ

「全マシ」は、ニンニク(大さじ1杯)+ヤサイ(450g)+アブラ(多め)+カラメ(濃いめ)の4項目を一括で注文できる便利なコールです。個別に言わなくても一言で済むのがメリット。「全マシマシ」はさらにその上を行き、全項目を最大量に。ヤサイ600gが丼から20cm以上そびえ立つ圧巻のビジュアルは「二郎系の醍醐味」そのもの。ただし、初訪問でいきなり全マシマシを注文するのは非推奨です。食べきれず残す「ロット乱し」になりかねません。まずはデフォルトか全マシで自分の適量を把握してから段階的に挑戦するのが正解です。

⚠️ よくある誤解
「麺かためはコール時に伝える」と思っている人がいますが、これは間違いです。麺かためは食券を渡すタイミングで伝えます。コール時はあくまで「ニンニク・ヤサイ・アブラ・カラメ」の4項目のみ。タイミングを間違えると対応してもらえない場合があるので注意しましょう。

「今日のアレ」と裏技──知らなきゃ損な豚山の楽しみ方

日替わり無料トッピング「今日のアレ」とは

ラーメン豚山の「今日のアレ」

豚山ファンの間で絶大な人気を誇る隠れた名物、それが「今日のアレ」です。コール時に「アレ」と一言伝えるだけで、日替わりの無料トッピングが追加されます。その日の「アレ」の内容は豚山公式アプリでのみ確認可能。以前は公式Xでも告知されていましたが、現在はアプリに一本化されています。「アレを多めで」と言えば増量にも対応してもらえます。「アレ」の存在を知らずに豚山に通っている人は、今日からアプリをダウンロードすることを強くおすすめします──知っている人だけが得をする、それが「今日のアレ」です。

過去の名作「アレ」──柚子胡椒からケイジャンスパイスまで

「アレ」の内容は毎日変わるため、どんなトッピングが出てくるかはその日のお楽しみ。過去に登場して特に人気が高かったのが柚子胡椒です。爽やかな辛味が濃厚な豚骨醤油スープと絶妙にマッチし、「アレに柚子胡椒が来た日は当たり」とファンの間で語り継がれています。他にもフライドガーリック(カリカリ食感+香ばしさ)、ペッパークルトン(スパイシーな食感アクセント)、ザクザクラー油(フライドオニオン+ラー油の旨辛)、ケイジャンスパイス(エスニック味変)、海苔魚粉(磯の香り+コク増し)、紅ショウガ(さっぱり後味)など、バリエーションは実に豊富。通い続けるたびに新しい味変に出会える仕掛けは、チェーン店ならではの飽きさせない工夫です。

毎月29日「肉の日」と豚山アプリの活用術

毎月29日(肉の日)には、全店舗合同で特別な限定トッピングが登場します。焦がしネギ塩豚豚角煮スペアリブ角煮など月替わりの豪華メニューが100円前後で提供され、この日だけを狙って訪問するファンもいるほど。豚山アプリ(iOS/Android無料)は「今日のアレ」の確認だけでなく、来店ごとにスタンプが貯まり、「豚1枚無料クーポン」やオリジナルどんぶりと交換可能。さらに最新ニュースやキャンペーン情報もアプリで配信されるため、豚山ファンなら必携のツールです。

卓上調味料の味変テクニック

豚山の卓上には醤油ダレお酢一味唐辛子黒胡椒白コショウが常備されています。特に重要なのが醤油ダレとお酢の2つ。醤油ダレはコールの「カラメ」と似た役割ですが、キッチンで入れるカラメが豚の煮汁ベースでやや辛めなのに対し、卓上の醤油ダレはマイルドな味わい。食べ進めて味が薄く感じたときの微調整に最適です。お酢は後半の味変に最強。脂っこさをリセットし、スープに酸味を加えることで味飽き防止になります。「前半はそのまま→中盤にお酢→終盤に一味」という3段階味変が通の楽しみ方です。

汁なし+生玉子のすき焼き食べ

豚山の汁なしは通年メニューでありながら、知名度では汁ありに大きく差をつけられている隠れた実力派です。濃厚な醤油ダレがワシワシ麺に絡み、卓上の酢で味変しながら食べるスタイル。ここで真価を発揮するのが生玉子(50円)。チャーシューや麺を溶き卵にディップして食べる「すき焼き食べ」が裏技として人気です。濃いめのタレ×生卵のまろやかさが相性抜群で、「一度やったらやめられない」という声が多数。汁なし未体験の方は、ぜひ生玉子セットで試してみてください。

食べ方の流儀──天地返しから退店マナーまで

入店から退店までの完全フロー

豚山での一連の流れを完全に把握しておけば、初訪問でも戸惑うことはありません。入店したらまずタッチパネル式券売機で食券を購入(電子マネー対応の店舗が多数)。店員に食券を渡す際に「麺かため」があればここで伝えます。席に着いたらお水をセルフで注ぎ、紙エプロンはウォータークーラーの横に用意されています。ラーメンの調理を待ち、店員から「ニンニク入れますか?」と聞かれたらコール。着丼したらまず天地返し(後述)、そして食事。食べ終わったら丼を上げ台に置き、ダスターでテーブルを拭いて退店するのがマナーです。セルフ片付けは二郎系の文化であり、次の人への配慮です。

天地返し──二郎系の基本テクニック

二郎ラーメンの天地返し

天地返しとは、着丼したラーメンの中身を箸とレンゲを使って上下反転させるテクニックです。山盛りの野菜を下に沈め、スープの下に隠れている麺を上に出すことで、麺がスープに浸かって味がなじみ、野菜にもスープの味が行き渡ります。特にヤサイマシ以上を頼んだ場合はほぼ必須のテクニック。やらないと「味のない野菜の山」と「スープに浸かりすぎた麺」という悲しい状態になりかねません。コツは一気にひっくり返そうとせず、箸で少しずつ麺を掘り出しながら、野菜をスープに沈めていくこと。レンゲがあれば野菜を押さえながらやるとスムーズです。

初心者向け推奨オーダー(タイプ別)

「何を頼めばいいかわからない」という初訪問者のために、タイプ別のおすすめを整理します。少食・初めての方はミニラーメン(125g・950円)+「そのままで」が鉄板。豚山の基本の味を体験できます。普通の食欲の方は小ラーメン(250g・1,000円)+「ニンニク少し」。これでも一般的なラーメン店の大盛り相当なのでご注意を。がっつり派は小ラーメン ぶた(豚5枚・1,250円)+「ニンニク、アブラ」で二郎系の醍醐味を堪能。上級者は大ラーメン ぶたダブル(375g・豚8枚・1,550円)+「全マシ」+生玉子でフルスペックの豚山を体験しましょう。

初心者がやりがちな5つの失敗

豚山デビューで陥りがちな失敗パターンを知っておけば、初訪問の満足度は格段に上がります。失敗①「小を舐める」──麺250gは一般店の大盛り相当。初回はミニも検討を。失敗②「初回からヤサイマシマシ」──600gの野菜はフードファイターレベル。標準300gでも十分な量です。失敗③「ヤサイマシでカラメを忘れる」──野菜の水分でスープが薄まり、味がぼやけます。失敗④「チャーシューを最後に残す」──満腹で食べきれなくなるパターン。チャーシューは先に食べましょう。失敗⑤「全マシマシに初回挑戦」──食べきれず残す確率大。段階的に量を増やすのが正解です。

カロリーとの付き合い方

豚山は公式にカロリーを公表していませんが、各種推定ではミニ約800kcal、小約1,500kcal、大約1,800kcalとされています。小ラーメンだけで成人男性の1日摂取カロリーの約60%に達する計算です。コールでヤサイやアブラをマシにすれば当然さらに増加し、全マシマシ+トッピング追加では2,000kcalを超えることも珍しくありません。カロリーを抑えたい場合の対策は明確で、ミニサイズを選ぶヤサイマシで野菜のかさ増しスープを残す(約200kcalカット)汁なしを選ぶの4つ。週に何度も通うヘビーユーザーは、前後の食事で調整するのが現実的です。

二郎本家との徹底比較──何が違って何が同じか

スープ──微乳化 vs 店舗ごとの個性

豚山と本家二郎の最大の違いはスープにあります。豚山は「甘ジョッパ微乳化スープ」で全店舗統一されており、まろやかで飲みやすい仕上がり。一方、本家二郎は店舗ごとにスープの個性が大きく異なるのが特徴です。三田本店は非乳化でキレのある醤油味、関内店は乳化系でクリーミー、野猿街道店2は超濃厚──といった具合に、同じ「ラーメン二郎」でも店舗によってまったく別の体験になります。豚山の「いつでもどこでも同じ味」はチェーンの強みですが、二郎の「店舗ごとの一期一会」という魅力には及びません。これは優劣ではなく、楽しみ方の違いです。

麺量・ボリュームの差

豚山の「小」は250g(茹で前)で公式に統一されています。対して本家二郎の「小」は約300g前後とされますが、実際には200g〜350gと店舗差が非常に大きい。三田本店は比較的少なめ(推定250g前後)ですが、府中店や仙川店は350gを超えるという報告もあります。つまり、豚山の「小」は二郎のボリューム帯の下限〜中間程度。さらに豚山にはミニ(125g)という二郎にはないサイズが存在し、「二郎の量が怖い」という人でも安心して挑戦できます。逆に豚山の「大」(375g)は二郎の「小」の上限程度であり、二郎の「大」(400〜500g)に匹敵するサイズは豚山にはありません。

価格とコスパ──1,000円 vs 700円台

豚山の小ラーメンが1,000円なのに対し、本家二郎の三田本店は700円。この300円の差は「高い」という声が出る最大の理由です。ただし二郎は店舗によって価格差があり、2025〜2026年にかけて値上げが進行中。めじろ台店は小800円、上野毛店も値上げで850円程度になるなど、全体的に600〜800円台で推移しています。一方、豚山の1,000円には通し営業・年中無休・電子マネー対応・丁寧な接客・紙エプロン・店内カメラによる品質管理というサービスが含まれています。「ラーメンの味にだけ対価を払いたい」なら二郎、「快適な環境で二郎系を楽しみたい」なら豚山──そういう棲み分けです。

雰囲気・接客──「暗黙のルール」vs「説明書き完備」

本家二郎には独特の殺伐とした空気感があり、それ自体が二郎の「味」の一部だと愛好家は考えています。コールの暗黙のルール、ロットを乱す客への視線、中休憩で振られるリスク、臨時休業の多さ──これらすべてが「修行」としての二郎体験です。一方、豚山は真逆のアプローチ。全店舗にコール説明書きを掲示し、店員は丁寧に聞き返してくれます。公式Xで「女性・お子様連れのお客様にも入りやすいお店を目指しております」とアピールし、恵比寿店では女性ひとり客が珍しくないと報告されています。店内カメラで本部が品質管理を行う仕組みも、接客の安定に貢献しています。

📌 結局どちらを選ぶべきか?
二郎を選ぶべき人:圧倒的なボリュームとパンチを求める人。あの殺伐とした空気感も含めて「二郎」を体験したい人。コスパ重視の人。
豚山を選ぶべき人:二郎系に興味はあるが敷居が高いと感じている人。いつでも安定した味を楽しみたい人。女性・家族連れ。深夜に二郎系が食べたい人。
両方行くべき人:本当の二郎系ファン。豚山で基礎を学び、本家で「真の二郎」を体験するのが最高の順序です。

全国52店舗一覧──エリア別完全ガイド

ラーメン豚山全国店舗一覧

東京都(21店舗)──主要エリアをほぼ網羅

東京都内には21店舗が展開されており、主要ターミナル駅をほぼカバーしています。1号店の町田店に加え、2024年に町田2号店もオープン。都心では渋谷エリアに3店舗(サクラステージ店・幡ヶ谷店・恵比寿店)、豊島区に2店舗(池袋西口店・大塚店)、その他高田馬場店・上野店・中野店・五反田店・神保町店など各エリアに配置されています。東京駅八重洲地下街の東京ラーメン横丁店はインバウンド客にも人気。八王子や武蔵村山などの多摩エリアにも出店しており、「近くに豚山がない」という東京都民はほぼいない状況です。池袋西口店は深夜2時まで営業しており、深夜の二郎系需要にも対応しています。

神奈川県(15店舗)──横浜から小田原まで

ギフトHDの本拠地だった神奈川県には15店舗が展開。横浜西口店を筆頭に、青葉台店・武蔵小杉店・元住吉店など横浜・川崎エリアに集中しています。2018年開業の大船店は初期からの古参店舗。2024年以降も相模大野店(2026年1月オープン)など新店が続々と開業しており、小田原や金沢文庫といった郊外エリアにも進出。横浜西口店の食べログ評価は3.50と、チェーン店としては高水準を維持しています。神奈川県は本家二郎も多数存在するエリアだけに、豚山との食べ比べが楽しめる「激戦区」です。

愛知県(6店舗)──名古屋圏に集中展開

東海エリアでは愛知県に6店舗を集中展開しています。名古屋太閤口店(名古屋駅すぐ)、大須店・栄店(中心部)、助光店(ロードサイド型)、刈谷店(三河エリア)、2025年10月末にオープンした長久手店の6店舗です。名古屋は「台湾ラーメン」「好来系」などご当地ラーメン文化が強い土地ですが、二郎系の需要は着実に増加しており、豚山がその受け皿となっています。特に太閤口店は新幹線で名古屋に着いてすぐ食べられる立地が出張族に重宝されています。

その他エリア── 大阪・仙台・福島・静岡・埼玉・千葉

関西では大阪府に2店舗(南船場店・十三東口店)を展開。大阪は二郎系の需要が高い一方で本家二郎が存在しないため、豚山のポジションは強固です。東北は宮城県に2店舗(仙台駅前店・仙台八本松店)と福島県に1店舗(郡山店・2025年10月オープン)。静岡県にも静岡新川店(2024年10月オープン)が進出しています。埼玉県は与野本町店と大宮店(2025年6月オープン)の2店舗、千葉県は柏エリアに1店舗。今後も「ラーメン二郎の空白地帯」を狙った出店が続くと予想されます。

営業時間パターン──深夜2時まで営業の店舗も

豚山の営業時間は店舗によって異なりますが、おおむね11:00開店で通し営業というパターンが主流です。本家二郎のように中休憩で「昼の部」「夜の部」に分かれる店舗は基本的にありません。閉店時間は店舗によって大きく異なり、深夜2時まで(池袋西口店)、深夜0時まで(中野店・大塚店など多数)、23時まで(東京ラーメン横丁店)などさまざま。多くの店舗が年中無休で営業しているため、本家二郎のように「行ったら臨休だった」というリスクがほぼないのも大きな強みです。最新の営業時間は公式店舗検索ページでご確認ください。

二郎系用語辞典──これだけ知っておけば恥をかかない

コール関連の用語

二郎系ラーメンには独特の用語が数多く存在し、知らないと注文すらできないと感じる人もいるほどです。まず押さえるべきは「コール」──ラーメン提供直前に店員から聞かれる「ニンニク入れますか?」の合図で、トッピングのカスタマイズを伝えること。「マシ」は増量、「マシマシ」はさらに増量を意味するコール用語。「全マシ」はニンニク・ヤサイ・アブラ・カラメの4項目を一括で増量するコール。「カラメ」は醤油ダレの追加で味を濃くすること、「カラカラ」はカラメのさらに上で味をもっと濃くすること。「アブラ」は背脂(豚の背中の皮下脂肪)のことで、スープに甘みとコクを加えます。

食べ方・テクニックの用語

「天地返し」は丼の中身を上下反転させ、山盛りの野菜を沈めて麺を上に出すテクニック。「ロット」は一度の麺茹でで提供できる人数分のこと。開店1発目を「ファーストロット」、2番目を「セカンドロット」と呼びます。食べるのが極端に遅い客は「ロット乱し」と呼ばれ、次のロットの提供に影響するため嫌われる傾向にあります。ただし豚山は本家ほどロットに厳格ではないので、常識的なペースで食べていれば問題ありません。「ヤサイ」は茹でもやし+キャベツの総称で、「野菜」ではなく二郎系では「ヤサイ」と表記するのが慣例です。

麺とスープの用語

「オーション」は日清製粉の強力粉ブランド名。小麦の外側部分(2等粉)を使った粉で、たんぱく質が豊富・小麦の風味が強い・やや黄色みがかった色が特徴です。本家二郎でも使用され、二郎系の麺の「根幹」を成す材料。「ワシワシ麺」はオーション使用の極太低加水麺の食感を表す表現で、ゴワゴワ・ボキボキとも表現されます。「乳化」はスープの状態を指す重要分類で、白濁クリーミーなのが乳化、醤油の色がはっきりしているのが非乳化。豚山は「微乳化」。「神豚」は極上の仕上がりのチャーシューへの称賛の言葉で、豚山では公式名称としても使われています。

店舗・文化の用語

「ジロリアン」はラーメン二郎の熱狂的ファンの総称。本家二郎だけでなく、豚山のようなインスパイア店を含めた二郎系全体のファンを指すこともあります。「インスパイア」(正式にはインスパイア系)は本家二郎に影響を受けた二郎風ラーメン店の総称で、豚山もここに分類されます。「直系」は本家二郎から正式に暖簾分けされた店舗(全国約45店舗)のことで、豚山は直系ではありません。「非乳化御三家」は非乳化スープで人気の二郎三店舗のことで、三田本店・目黒店・仙川店(※諸説あり)を指します。豚山の微乳化スープは、この非乳化系の流れを汲みつつチェーン向けにアレンジしたものです。

まとめ

ラーメン豚山のおすすめ

ラーメン豚山は、2018年7月の町田1号店から約7年半で全国52店舗にまで急拡大した二郎インスパイア系ラーメンチェーンです。東証プライム上場のギフトホールディングスが運営し、町田商店に次ぐ第2ブランドとして急成長を続けています。

  • 味の三大柱:甘ジョッパ微乳化スープ(呼び戻し製法)+オーション100%ワシワシ麺+トロトロ神豚チャーシュー。公式キャッチコピーに「これぞ豚山」と謳われるこの3要素が、チェーンながら本格的な二郎系体験を支えています
  • コール:ニンニク・ヤサイ・アブラ・カラメの4項目を無料カスタマイズ。全店舗に説明書き完備で、初心者でも安心して注文できる仕組みが整っています
  • 知らなきゃ損な裏技:日替わり無料トッピング「今日のアレ」は公式アプリで確認してコール時に「アレ」と一言。毎月29日の「肉の日」限定トッピングもファン必見です
  • 初心者に優しい設計:ミニサイズ(125g・950円)あり、接客丁寧、紙エプロン完備、電子マネー対応。「二郎系デビューの登竜門」と呼ばれる所以です
  • 二郎本家との違い:味の安定性・利便性・入りやすさでは豚山が圧倒。ボリューム・コスパ・パンチ力・店舗ごとの個性では本家に軍配。両方行って比べるのが正解です
  • 全国52店舗:東京21店舗、神奈川15店舗を中心に9都府県に展開。深夜2時まで営業・年中無休の店舗も多く、「いつでもどこでも二郎系が食べられる」という唯一無二の価値を提供しています

本家二郎の「ワイルドさ」とは異なるベクトルで、「いつでも・どこでも・誰でも二郎系を楽しめる」── それがラーメン豚山の存在意義です。この記事を読んで「ちょっと行ってみようかな」と思ったなら、まずはアプリをダウンロードして「今日のアレ」をチェック。そしてミニラーメン+「ニンニク少し」から始めてみてください。きっと「これなら通える」と思えるはずです。

最新のメニュー・価格・店舗情報はラーメン豚山公式サイトでご確認ください。

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