岐阜ラーメンランキングTOP20｜地元民が厳選したおすすめ人気店を完全ガイド【2026年最新版】

岐阜県でおいしいラーメンを食べたいけど、どのお店に行けばいいか迷っていませんか？

この記事では、岐阜市・大垣市・各務原市・高山市など、岐阜県内の各エリアから選りすぐりの名店を、ジャンル別・エリア別でわかりやすくご紹介します。

岐阜ラーメンランキングTOP20【2026年最新版】

食べログ、Retty、ラーメンデータベースなど複数のグルメサイトの評価、口コミ数、実際の人気度を総合的に判断し、岐阜県内で本当におすすめできるラーメン店をランキング形式でご紹介します。

第1位：らぁめん りきどう（岐阜市）

岐阜駅から長良川を越えて車で約10分、オープン前から行列ができる岐阜県屈指の名店です。店主は新宿西口の名店「らぁめん ほりうち」など東京の数々の名店で修行を積み、2013年3月に岐阜に帰郷して創業しました。

最大の特徴は4種類から選べる麺。細麺・太麺・小平麺に加え、平均5cmにも及ぶ超幅広平打麺「凄平麺（すごひらめん）」は、ツルツルの麺肌で極上の口当たり、噛めばムッチムチの弾力が楽しめる唯一無二の存在です。

第2位：麺切り 白流（岐阜市）

岐阜県関市の名店「麺屋 白神 本店」で長年研鑽を重ねた森下さんが独立して開業。2023年3月に瑞穂市から岐阜市へ移転し、さらにパワーアップしました。

看板商品「焼干しそば」は、毎朝日替わりで届く鯛やハマチ、牡蠣などの魚介を手仕込みで焼干しにしてダシを取り、豚清湯と合わせて旨み純度を上げたスープが特徴。麺は加水率53〜55%の超多加水自家製麺を使用し、滑らかな肌で啜り上げ良く、歯を入れるとしっかりコシを感じます。

第3位：家系ラーメン 稲葉家（岐阜市）

横浜家系ラーメンの名門「王道家」で修行し、さらに関市の名店「麺屋 白神」でも経験を積んだ店主が、2018年8月8日にオープン。関東近辺に店舗が集中する王道家グループの中で、東海地方で本物の家系が味わえる貴重な店舗です。

毎日店舗で炊く豚骨スープと、自家製燻製チャーシューがこだわりのポイント。麺の硬さ・味の濃さ・脂の量を自分好みにカスタマイズできます。麺を半玉にすると味玉がサービスされるのも嬉しいポイントです。

第4位：麺 㐂色（岐南町）

東京の有名店「饗 くろ㐂」で修行された店主が2020年に開業し、すぐ大人気店に。2024年には食べログ百名店にも選出されました。

看板の「塩そば」は透明感バキバキのスープに、鴨ロースやワンタン、九条ねぎが華やかに舞う一杯。地鶏白湯もスタンバイしており、サイドの焼売は粗挽き肉汁がドカンと来る人気メニューです。

第5位：麺坊ひかり（岐阜市）

神奈川淡麗系の名店「中村屋」出身の店主が2005年10月にオープン。岐阜市で昔から人気ナンバーワンと言われてきた超有名店で、店内に入ると炭火焼きされた焼豚の香りと煙で食欲が増進されます。

つけ麺が特に人気で、4種類のバリエーション（寅・獏・玄・蕃）から選べます。麺はツルツルのモチモチで抜群の食感。「扉を開けた瞬間から始まるびっくり箱のようなラーメン店」を目指しているとのこと。

第6位：ぶっと麺しゃにむに（本巣市）

東海圏で展開する二郎系ラーメン店の立ち上げに携わった店主が独立して始めた行列店。開店と同時に満席になり、待っている人が鈴なりになるほどの人気です。

最大の特徴は石鍋で提供される超アツアツのつけ汁。グツグツと煮立っており、麺を投入すると麺が茹だるほど。最後まで熱いまま食べられるため、スープが冷めるのが嫌な人には最高です。つけ麺・肉そば・まぜそばは大盛り無料。

第7位：麺屋一幸（岐南町）

2021年6月にオープンした、北海道産小麦にこだわった自家製麺が自慢のラーメン店。目の前で製麺される麺は、何度も試行錯誤して完成させた自信作です。

看板の「鶏泡白湯」は、あわあわのクリーミーなスープが特徴。「泡系鶏白湯の最高峰。岐阜に来たら絶対食べるべき一杯！」と評されるほど。濃厚つけ麺も人気で、鶏白湯ベースとは思えないほど高濃度で魚介系の風味もバッチリ効いています。

第8位：焼豚ラーメン三條（笠松町）

焼豚が主役のインパクト大な一杯が味わえる人気店。薄くスライスされた焼豚が丼一面に美しく並べられ、スープはあっさりとした醤油ベースでにんにくの風味が効いています。

メニューは焼豚ラーメンのみというこだわりぶり。基本で焼豚5枚程度、「肉盛り」（+300円）を頼むと丼からはみ出るように全面に焼豚が乗ってきます。14時頃でも店内はほぼ満席の絶大な人気を誇ります。

第9位：丸デブ 総本店（岐阜市）

ラーメンがまだ「支那そば」と呼ばれていた大正時代の味を今も頑固に守り続ける超老舗。東京・浅草の「来々軒」の流れを汲む店とされ、メニューは創業当時から変わらず「中華そば」と「わんたん」の2種類のみ。

小ぶりのどんぶりになみなみ注がれたスープは、鶏ガラでダシをとった昔ながらの醤油味。和風ダシや醤油のコク、生姜の効いたやさしい味。麺はうどんにも似た素朴な食感で、懐かしさを感じられる一杯です。

第10位：らーめんNageyari（各務原市）

新那加駅近くにあり、つけ麺やラーメンが評判の人気店。「ラーメンEAST百名店2024」に選出された実力派で、ラーメン激戦区と言われる各務原エリアでも屈指の人気を誇ります。

岐阜のご当地ラーメン特集

岐阜県には全国的に知られるご当地ラーメンが複数あります。ここでは、高山ラーメン・岐阜タンメン・ベトコンラーメンの3大ご当地ラーメンと、その名店をご紹介します。

高山ラーメンの名店

麺屋しらかわ（高山市）

連日行列が出来る高山ラーメンの代表的人気店。観光客はもちろん、地元客からも愛されている名店です。メニューが中華そばの並と大のみというこだわりぶり。濃いめの醤油ベースの魚介スープは、細ちぢれ麺と相性抜群です。

つづみそば（高山市）

昭和31年創業の老舗。醤油ベースながら豚骨や野菜と一緒に煮込んだスープは、さっぱりした中にもコクを感じます。ワンタン麺にも力を入れており、地元にも隠れたファンが多いお店です。

豆天狗（高山市）

1948年創業、昭和の雰囲気漂うご当地高山ラーメンの名店。コクのある醤油スープと細ちぢれ麺の王道スタイルが楽しめます。

やよいそば（高山市）

1996年に「新横浜ラーメン博物館」に出店し、高山ラーメンを全国区に知らしめた功労者。創業は昭和23年という老舗で、世代を超えて愛され続けています。

岐阜タンメンの名店

岐阜タンメン 岐阜本店（岐阜市）

「普段は、外に列が並ぶほどの人気っぷり」と評される本店。にんにくの風味がしっかり効いたあっさりながらもコクのあるスープと、中細麺が相性抜群。学生から家族連れまで幅広い層に愛されています。

特別岐阜タンメン 名古屋北店

「愛知県のタンメンの名店」ランキング第1位に選出された実力店。口コミ210人以上と高い評価を獲得しています。

ベトコンラーメンの名店

香楽（こうらく）（岐阜市）

1975年からベトコンラーメンを提供している岐阜発祥説の店。ニンニクはスライスせずに丸ごと麺の上に載せるのが特徴で、スープは味噌味がベース。醤油・味噌・塩の3種から選べます。

ベトコンラーメン新京（元祖）

1969年に愛知県一宮市で開業した元祖ベトコンラーメン店。暖簾分けスタイルで各店舗によりメニューに特色があり、愛知県・岐阜県を中心に16軒を展開。元祖と「香楽」の両者とも、小規模な店でもメニューが広まることを期待して商標登録していないのが粋なところ。

11位〜20位のおすすめ店

エリア別おすすめガイド

岐阜市エリア

岐阜県の県庁所在地である岐阜市は、ラーメン店の激戦区。食べログでは137件以上のラーメン店が登録されており、百名店選出店から老舗まで多彩な店が揃います。

各務原市エリア

「ラーメン激戦区」と呼ばれる各務原市。百名店選出の「らーめんNageyari」をはじめ、多くの実力店が揃います。

高山市エリア

ご当地「高山ラーメン」の本場。観光で訪れた際はぜひ「麺屋しらかわ」「つづみそば」「豆天狗」などの名店で、醤油ベースの細ちぢれ麺を堪能してください。

岐阜ラーメンの特徴と魅力

岐阜ラーメンのよくある質問（FAQ）

ジャンル別おすすめラーメン店

岐阜県のラーメン店をジャンル別に分類しました。お好みのジャンルから選んでみてください。

醤油ラーメンのおすすめ店

• 丸デブ 総本店：大正6年創業、100年以上続く醤油ラーメンの老舗
• 麺屋しらかわ：高山ラーメンの代表格。濃いめ醤油×魚介の深い味わい
• 麺屋もり田：ミシュランガイド掲載。豚骨鶏ガラ×魚介の複雑な旨味
• つづみそば：昭和31年創業の高山ラーメン老舗。さっぱり×コク

塩ラーメン・淡麗系のおすすめ店

• 麺 㐂色：百名店選出。透明感バキバキの塩そばは必食
• 麺切り 白流：殿堂入りの焼干しそば。日替わりの魚介が香る
• 麺坊ひかり：ミシュランプレート獲得の淡麗塩
• よなや：魚介ダシがガツンと効いた塩ラーメン700円

つけ麺のおすすめ店

• らぁめん りきどう：唯一無二の凄平麺つけ麺。焙煎2色が看板
• 麺坊ひかり：4種類のつけ麺（寅・獏・玄・蕃）から選べる
• ぶっと麺しゃにむに：石鍋で超アツアツのつけ汁。大盛り無料
• 麺屋一幸：濃厚鶏白湯つけ麺。北海道産小麦の自家製麺
• つけ麺丸和：あっさり醤油と濃厚豚骨のミックスが人気

家系・濃厚系のおすすめ店

• 家系ラーメン 稲葉家：王道家系列の東海地方初出店。本物の家系
• 麺屋一幸：泡系鶏白湯の最高峰。クリーミーで濃厚

ご当地・個性派のおすすめ店

• 香楽：ベトコンラーメンの名店。丸ごとニンニクがインパクト大
• 岐阜タンメン 岐阜本店：にんにく風味の塩ベース。野菜たっぷり
• 焼豚ラーメン三條：丼一面を覆う焼豚が圧巻
• 台湾ラーメン大吉：「食べる風邪薬」と呼ばれる1984年創業の名店

岐阜ラーメン巡りのモデルコース

岐阜県でラーメン巡りを楽しむためのモデルコースをご紹介します。目的に合わせて参考にしてみてください。

岐阜市中心部を満喫！半日コース

高山観光×高山ラーメン堪能コース

百名店制覇コース（ラーメン通向け）

岐阜ラーメンの楽しみ方ガイド

初めての岐阜ラーメン店での注文方法

岐阜県のラーメン店は、食券制の店と注文制の店が混在しています。入店時に確認して、スムーズに注文しましょう。

おすすめの訪問時間帯

車で行く場合の注意点

岐阜県は車社会のため、多くのラーメン店が駐車場を完備しています。ただし、人気店は駐車場が満車になることも多いので、以下の点に注意しましょう。

• らぁめん りきどう：前3台・横5台・後5台の駐車場あり
• 家系ラーメン 稲葉家：テナント共同25台
• 焼豚ラーメン三條：20台分の駐車場完備
• 丸デブ 総本店：駐車場なし（近隣コインパーキング利用）

2024年〜2025年の新店・話題店

岐阜県のラーメンシーンは常に進化しています。2024年から2025年にかけてオープンした新店や、SNSで話題の店をピックアップしました。

まとめ

🍜 岐阜ラーメンの歴史と進化

岐阜のラーメン文化は、昭和の時代から独自の発展を遂げてきました。ここでは、岐阜ラーメンの歴史と、現在に至るまでの進化を紐解きます。

戦後から昭和：ご当地ラーメンの誕生

高山ラーメンは、昭和13年に「まさごそば」が屋台で提供を始めたのがルーツとされています。当時の飛騨地方では、寒冷な気候に合わせた濃いめの醤油スープが好まれ、これが現在の高山ラーメンの原型となりました。

ベトコンラーメンは、昭和44年に一宮市の「新京」が考案。その後、岐阜市の「香楽」が独自のスタイルで発展させ、岐阜を代表するスタミナラーメンとして定着しました。「ベトコン」の名は「ベストコンディション」の略とされ、大量のニンニクとニラで疲労回復・滋養強壮効果を狙ったものです。

平成：全国チェーンの進出と地元店の対抗

平成に入ると、全国チェーンのラーメン店が岐阜にも進出。しかし、地元の老舗や新興店は独自の味と個性で対抗し、むしろラーメン文化全体が活性化しました。この時期に「岐阜タンメン」が誕生し、シャキシャキ野菜と豚骨ベースのスープ、辛子唐辛子のトッピングという独自スタイルを確立しています。

令和：多様化と高品質化の時代

現在の岐阜ラーメンシーンは、かつてないほど多様化・高品質化が進んでいます。「らぁめん りきどう」や「麺切り 白流」のような、全国レベルの評価を受ける名店が続々と登場。Instagram・食べログ・Rettyなどの口コミサイトの普及により、隠れた名店も発掘されやすくなりました。

📍 エリア別・目的別クイックガイド

時間がない方のために、目的別のおすすめ店を一覧でご紹介します。

💡 岐阜ラーメン通になるための豆知識

地元民も意外と知らない、岐阜ラーメンの豆知識をご紹介します。これを知っていれば、あなたも立派な岐阜ラーメン通です！

📝 まとめ：岐阜ラーメンを制覇しよう！

岐阜県は、高山ラーメン・ベトコンラーメン・岐阜タンメンという3大ご当地ラーメンを筆頭に、濃厚系から淡麗系まで多彩なラーメン文化が花開いています。

今回ご紹介したTOP20の人気店はもちろん、記事内で触れた高山や大垣のご当地店も含めると、岐阜には本当に魅力的なラーメン店が数多く存在します。

この記事が、あなたの岐阜ラーメン巡りの参考になれば幸いです。ぜひお気に入りの一杯を見つけて、岐阜のラーメン文化を堪能してください！