「福岡に行ったら絶対にラーメンを食べたい」「博多ラーメンと長浜ラーメンの違いがわからない」――福岡旅行を計画している方なら、一度はこんな思いを抱いたことがあるのではないでしょうか。
福岡県は「ラーメン王国」とも呼ばれ、県内には実に1,000軒以上のラーメン店がひしめき合っています。白濁した豚骨スープに極細麺、そして「替え玉」や「麺の硬さ指定」など、独自の食文化が発展してきました。
本記事では、福岡ラーメンの歴史や種類、麺の硬さの選び方から人気店まで徹底解説します。初心者から通の方まで、この記事を読めば福岡ラーメンを120%楽しめること間違いなしです。
福岡ラーメンとは?豚骨ラーメンの聖地を徹底解説

福岡ラーメンの基本情報
福岡ラーメンとは、簡単に言えば「豚骨ラーメン」のことを指します。白濁した濃厚な豚骨スープに、極細のストレート麺を合わせたスタイルが特徴です。
【福岡ラーメンの基本データ】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| スープ | 白濁した豚骨スープ |
| 麺 | 極細ストレート麺 |
| 特徴的な食べ方 | 替え玉、麺の硬さ指定 |
| 代表的なトッピング | チャーシュー、ネギ、紅生姜、辛子高菜 |
| 県内のラーメン店数 | 約1,000軒以上 |
福岡ラーメンは「札幌味噌ラーメン」「喜多方ラーメン」と並んで「日本三大ご当地ラーメン」の一つに数えられています。
豚骨ラーメン発祥の地・久留米
意外に思われるかもしれませんが、豚骨ラーメンの発祥地は博多ではなく久留米市です。1937年(昭和12年)、久留米市の屋台「南京千両」で、店主の宮本時男さんが豚骨ラーメンの原型を完成させました。
宮本さんは東京や横浜の中華街で流行っていた支那そばを研究し、また長崎県出身だったことからチャンポンのスープも参考にしたといわれています。当時のスープは現在のような白濁したものではなく、比較的透明感のあるものでした。
福岡県内のラーメン店舗数
現在、福岡県内には1,000軒を上回るラーメン店があるといわれています。博多駅周辺、天神・中洲エリア、久留米市など、各地域に特色あるラーメン店が軒を連ねています。
【エリア別ラーメン店の特徴】
- 博多駅周辺:観光客向けの有名店が集中
- 天神・中洲:深夜営業の店や屋台が多い
- 長浜:替え玉発祥の地、老舗が点在
- 久留米:豚骨ラーメン発祥の地、濃厚系が多い
なぜ福岡は「ラーメン王国」と呼ばれるのか
福岡がラーメン王国と呼ばれる理由は、単に店舗数が多いだけではありません。豚骨ラーメン発祥の地として長い歴史を持ち、「替え玉」「麺の硬さ指定」などの独自文化を生み出してきました。
また、屋台文化が根付いていることも大きな特徴です。中洲の屋台街では、深夜まで営業するラーメン屋台が並び、地元民から観光客まで多くの人々で賑わっています。
福岡3大ラーメンの種類と特徴

博多ラーメンの特徴
博多ラーメンは、白濁した豚骨スープに極細のストレート麺を合わせたスタイルが特徴です。豚骨を強火で長時間煮込むことで、骨のコラーゲンが溶け出し、クリーミーな白濁スープが完成します。
【博多ラーメンの特徴】
| 要素 | 特徴 |
|---|---|
| スープ | 白濁した豚骨スープ、クリーミー |
| 麺 | 極細ストレート麺(素麺のような細さ) |
| 麺の硬さ | カタ、バリカタなど指定可能 |
| 替え玉 | あり(麺のおかわり) |
| 定番トッピング | チャーシュー、ネギ、紅生姜 |
博多ラーメンのスープは、豚の頭骨やゲンコツ(足の骨)を強火で8〜20時間以上煮込んで作られます。この長時間の煮込みによって、骨髄やコラーゲンがスープに溶け出し、独特の白濁した色合いと濃厚な味わいが生まれます。
麺は小麦粉と「かん水」を使った中華麺で、太さは1.0〜1.2mm程度の極細麺が主流です。この細さが、熱いスープと絡みやすく、また短時間で茹で上がるため、回転率を重視する福岡のラーメン文化に適しています。
長浜ラーメンの特徴
長浜ラーメンは、博多漁港に面する長浜地区で誕生したラーメンです。1952年に開業した「元祖長浜屋」が発祥といわれています。
長浜ラーメン最大の特徴は、市場で働く忙しい労働者に素早く提供するために開発された極細麺です。また、麺が伸びやすいため大盛りではなく「替え玉」というシステムが考案されました。この替え玉こそが、後に豚骨ラーメン文化として広く定着したのです。
【長浜ラーメンの特徴】
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 発祥 | 1952年、元祖長浜屋 |
| 客層 | 市場で働く漁師や仲買人 |
| 麺 | 極細麺(茹で時間短縮のため) |
| 提供スタイル | スピード重視、シンプル |
| 革新 | 替え玉システムを発明 |
久留米ラーメンの特徴
久留米ラーメンは、豚骨ラーメンの元祖として知られ、九州全域のラーメンに大きな影響を与えています。博多ラーメンよりも歴史が古く、1937年に誕生しました。
【久留米ラーメンの特徴】
- 麺はストレートの固めで、博多ラーメンよりやや太め
- 博多ラーメン以上に濃厚なスープ
- 匂いが強い「濃い豚骨」が一般的
- 海苔をトッピングする店が多い
- キクラゲやメンマ、ネギも定番
久留米ラーメンのスープは、博多ラーメンよりもさらに濃厚で、豚骨特有の匂いが強いのが特徴です。この独特の香りは好みが分かれるところですが、豚骨ラーメン愛好家からは「これぞ本物の豚骨」と高く評価されています。久留米から派生した豚骨ラーメンは、熊本、鹿児島、宮崎など九州各地に広がり、それぞれの土地で独自の進化を遂げました。
3大ラーメンの違いを比較
【福岡3大ラーメン比較表】
| 項目 | 博多ラーメン | 長浜ラーメン | 久留米ラーメン |
|---|---|---|---|
| 発祥年 | 1940年代 | 1952年 | 1937年 |
| 麺の太さ | 極細 | 極細 | やや太め |
| スープ | クリーミー | あっさり系も | 濃厚 |
| 替え玉 | あり | 発祥 | あり |
| 特徴 | バランス型 | スピード重視 | 元祖・濃厚 |
博多ラーメンの歴史|誕生から現代まで
豚骨ラーメンのルーツ(1937年)
豚骨ラーメンの歴史は1937年に遡ります。久留米市の屋台「南京千両」で、店主の宮本時男さんが豚骨ベースのラーメンを提供し始めました。
当時のスープは現在のような白濁したものではなく、透明感のある清湯(チンタン)スープでした。宮本さんは、東京や横浜で流行っていた支那そばと、長崎のちゃんぽんを参考にしてこのラーメンを開発したといわれています。
白濁スープの誕生(1947年)
現在の博多ラーメンを象徴する白濁スープが生まれたのは、1947年のことです。場所は久留米市のラーメン店「三九」。店主が誤って強火でスープを煮込んでしまい、スープが白く濁ってしまいました。
この偶然の産物が「美味しい」と評判を呼び、白濁した豚骨スープが主流となっていきます。まさに「失敗から生まれた傑作」といえるでしょう。
「博多ラーメン」の名称誕生(1977年)
「博多ラーメン」という名称は、実は比較的新しいものです。1977年(昭和52年)、福岡市早良区西新の「博多ラーメンしばらく」の女将・外村留美さんが「博多ラーメン」という名称を考案しました。
それ以前は単に「ラーメン」と呼ばれていましたが、この名称によって福岡のラーメンが全国的に認知されるきっかけとなりました。
現代の進化系博多ラーメン
近年の博多ラーメンは、さらなる進化を遂げています。特に注目されているのが「カプチーノ系」と呼ばれるスタイルです。
【現代の博多ラーメンのトレンド】
- カプチーノ系:高火力で長時間炊き上げ、表面が泡立つスープ
- 濃厚系:コラーゲンたっぷりのドロドロスープ
- あっさり系:女性や若者向けの軽やかなスープ
- 非豚骨系:鶏白湯や魚介系など新ジャンルも登場
「カプチーノ系」は、スープを超高温で長時間炊き上げることで、表面にきめ細かい泡が立つのが特徴です。この泡がスープの香りを閉じ込め、口当たりをまろやかにします。博多一双や一成一代などがこのスタイルで人気を集めています。
また、健康志向の高まりを受けて、あっさり系の博多ラーメンも人気が上昇しています。従来の濃厚豚骨とは一線を画し、女性やシニア層でも毎日食べられるような軽やかな味わいが特徴です。ShinShinのラーメンは、この路線で成功した代表例といえるでしょう。
麺の硬さの種類一覧
博多ラーメンの大きな特徴の一つが、麺の硬さを細かく指定できることです。「バリ」は博多弁で「すごく」という意味で、「バリカタ」は「すごく硬い」という意味になります。
【麺の硬さ一覧(硬い順)】
| 硬さ | 茹で時間 | 特徴 |
|---|---|---|
| 湯気通し | 0〜3秒 | 湯気にあてるだけ、ほぼ生 |
| 粉落とし | 3〜7秒 | 表面の粉を落とす程度 |
| ハリガネ | 7〜15秒 | 針金のように硬い、芯が多く残る |
| バリカタ | 15〜20秒 | かなり硬め、人気の硬さ |
| カタ(固め) | 20〜45秒 | 少し芯が残る、歯ごたえあり |
| 普通 | 45〜70秒 | 標準的な茹で加減 |
| やわ(柔らかめ) | 70〜100秒 | 柔らかく食べやすい |
| バリやわ | 100秒以上 | 非常に柔らかい |
各硬さの特徴とゆで時間
「ハリガネ」は芯がしっかり残っており、小麦の香りを強く感じられます。「粉落とし」はさらに硬く、表面の打ち粉を落とす程度の茹で時間です。「湯気通し」に至っては、湯気にくぐらせるだけのほぼ生の状態です。
一方、「普通」は完全に茹で上がった状態で、麺本来の味わいを楽しめます。「やわ」以上になると、スープとよく絡む柔らかい食感になります。
福岡県民に人気の硬さは?
地元福岡県民に最も人気があるのは「カタ」と「バリカタ」です。極細麺は熱いスープに浸かるとすぐに伸びてしまうため、硬めで注文して食べ進めるうちにちょうど良い硬さになるという計算があります。
また、替え玉をする際も硬めで注文する人が多いです。1杯目で様子を見て、2杯目の替え玉で硬さを調整するという楽しみ方もあります。
福岡では「麺の硬さを聞かれない店は本物じゃない」という声もあるほど、麺の硬さへのこだわりは強いです。同じ店でも、硬さによって全く違う印象になることがあるため、リピーターは毎回違う硬さを試して自分好みを見つける人も多いです。
初心者におすすめの硬さ
博多ラーメン初心者には「普通」または「カタ」がおすすめです。いきなり「バリカタ」以上を注文すると、麺の硬さに驚いてしまうかもしれません。
【初心者向けアドバイス】
- 最初は「普通」か「カタ」から試す
- 「ハリガネ」以上はお腹を壊す人もいるので注意
- 「湯気通し」「粉落とし」は対応していない店もある
- 替え玉で違う硬さを試してみるのもおすすめ
替え玉の極意|由来から美味しい食べ方まで
替え玉の発祥と歴史
「替え玉」は福岡市中央区長浜の「元祖長浜屋」が発祥の店とされています。長浜は中央卸売鮮魚市場に隣接しており、お客の多くは市場で働く漁師や仲買人でした。
彼らは時間との勝負だったため、素早く提供できる極細麺が開発されました。しかし、細麺は熱いスープにつかるとすぐに伸びてしまいます。そこで「大盛り」ではなく、麺だけを追加注文する「替え玉」システムが生まれたのです。
替え玉の料金は店舗によって異なりますが、100〜200円程度が一般的です。中には10円や無料で提供する店舗もあり、お腹いっぱいラーメンを楽しめるのも福岡ラーメンの魅力の一つです。
替え玉の基本的な頼み方
替え玉の頼み方は簡単です。食べ終わりそうになったら、または麺を食べ終わったら「替え玉ください」と店員さんに伝えるだけです。
【替え玉の注文方法】
| タイミング | 方法 |
|---|---|
| 声で注文 | 「替え玉ください」と伝える |
| 食券の場合 | 替え玉の食券を先に購入しておく |
| 麺の硬さ | 1杯目と同様に指定可能 |
| 提供方法 | 店により丼に直接or小皿で提供 |
美味しく食べるコツ
替え玉を美味しく食べるためのコツがいくつかあります。
【替え玉を美味しく食べるポイント】
- スープを残しておく:替え玉用にスープを残すのが鉄則
- タレで味を調整:テーブルの「ラーメンタレ」でスープの味を調整
- 具材も少し残す:2杯目が寂しくならないように工夫
- 麺をよく混ぜる:スープと麺をしっかり絡める
味変を楽しむテクニック
替え玉の楽しみ方の一つが「味変」です。1杯目はそのままの味で楽しみ、2杯目からは卓上の調味料を使って味を変化させます。
【定番の味変アイテム】
- 紅生姜:こってりスープをさっぱりさせる
- 辛子高菜:ピリ辛でアクセント
- すりごま:香ばしさをプラス
- にんにく:パンチを効かせたい時に
- ラーメンタレ:スープの味を濃くする
福岡で絶対行きたい人気ラーメン店

ShinShin(しんしん)
福岡県民5,000人が選ぶランキングで第1位に輝いた超人気店です。深夜3時の閉店時間まで行列が絶えません。
【ShinShinの特徴】
- 国産豚骨と有田鶏のガラを使用
- 九州産野菜で旨味をプラス
- あっさりながらもコクのある味わい
- 天神に本店、博多駅にも店舗あり
博多一双
博多駅から徒歩5分の場所にある大人気店です。濃厚でクリーミーな豚骨スープは「豚骨カプチーノ」と呼ばれ、表面が泡立つほど濃厚な仕上がりが特徴です。
【博多一双の基本情報】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| おすすめメニュー | ラーメン、チャーシューメン |
| スープの特徴 | 泡立つ濃厚カプチーノ系 |
| アクセス | 博多駅から徒歩約5分 |
| 混雑状況 | 昼時は行列必至 |
博多一幸舎 総本店
国内外に多くのファンを持つ名店で、アメリカや中国、東南アジアなど世界中に店舗を展開しています。厳選された豚骨を長時間丁寧に炊き上げた、濃厚でクリーミーなスープが自慢です。
総本店は博多駅から徒歩約5分の場所にあり、観光客でも訪れやすい立地です。「元味」と呼ばれる基本のラーメンは、濃厚ながらも後味がすっきりしており、初めての方にもおすすめです。
だるま
行列が絶えない人気店。昭和38年創業の老舗で、厳選した豚の後足(大腿骨)のみを鉄の羽釜で16時間炊き上げた「呼び戻し製法」で、濃厚かつ繊細な豚骨スープに仕上げています。
「呼び戻し製法」とは、スープを継ぎ足しながら炊き続けることで旨味を凝縮・熟成させる伝統的な手法です。創業以来使い続けている鉄の鋳物による羽釜と、この製法が、だるま独特の奥深い味わいを生み出しています。
元祖長浜屋
替え玉発祥の店として知られる老舗です。シンプルながら王道の長浜ラーメンを味わえます。注文は「ラーメン」「ベタ(脂多め)」「ナシ(脂なし)」などシンプル。地元民に愛され続ける名店です。
元祖長浜屋では、独特の注文方法があります。入店したら席に座り、「ラーメン」と伝えるだけでOK。脂の量は「ベタ(多め)」「フツウ」「ナシ(少なめ)」から選べます。地元民は常連が多く、この独特のスタイルに慣れていますが、初めての方は「普通で」と伝えれば問題ありません。
その他のおすすめ店
【福岡のおすすめラーメン店】
| 店名 | 特徴 | エリア |
|---|---|---|
| 大砲ラーメン | 久留米ラーメンの名店 | 久留米・天神 |
| ふくちゃんラーメン | 濃厚でさっぱり後味 | 田隈 |
| 安全食堂 | 超細麺が特徴の西区の名店 | 西区 |
| 一成一代 | 泡系の濃厚スープ | 東比恵 |
福岡ラーメン観光ガイド
博多駅周辺のラーメン店
博多駅周辺は観光客にとって最もアクセスしやすいラーメンスポットです。駅構内の「博多めん街道」には複数の有名店が集結しており、雨の日でも快適にラーメン巡りができます。
【博多駅周辺のポイント】
- 博多めん街道:駅直結で便利
- 博多一双:駅から徒歩5分の人気店
- 一風堂 名古屋驛麺通り店:全国チェーンの本場の味
- 混雑時間:昼は12〜13時、夜は19〜21時がピーク
天神・中洲エリア

天神・中洲エリアは、深夜まで営業する店や屋台が多いのが特徴です。飲んだ後の〆ラーメンを楽しむなら、このエリアがおすすめです。
【天神・中洲エリアの特徴】
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 深夜2〜3時まで営業する店が多い |
| 屋台 | 中洲川端周辺に多数出店 |
| 客層 | 地元のサラリーマン、観光客 |
| 価格帯 | 500〜900円程度 |
中洲の屋台街では、ラーメンだけでなく様々な料理を楽しめます。屋台ならではの雰囲気を味わいながら食べるラーメンは格別です。夜の博多を満喫したいなら、ぜひ屋台でのラーメン体験をおすすめします。
久留米エリア
豚骨ラーメン発祥の地・久留米には、老舗の名店が数多くあります。博多ラーメンよりも濃厚でパンチのあるスープを求めるなら、久留米まで足を延ばす価値があります。
【久留米ラーメンの名店】
- 大砲ラーメン:久留米を代表する名店、濃厚な「昔ラーメン」が人気
- 丸星ラーメン:創業60年以上の老舗、24時間営業
- 清陽軒:クリーミーな泡系スープが特徴
- 南京千両:豚骨ラーメン発祥の店の流れを汲む
博多駅から久留米駅までは、JR鹿児島本線で約30分。日帰りでも十分楽しめる距離なので、ラーメン好きならぜひ足を延ばしてみてください。
屋台で食べるラーメン
福岡の屋台文化は全国的にも有名です。特に中洲川端周辺には、夜になると多くの屋台が並びます。
【屋台ラーメンの楽しみ方】
- 営業時間は夕方〜深夜が多い
- 現金のみの店が多いので準備を
- 混雑時は相席になることも
- 常連さんとの会話も楽しみの一つ
【屋台訪問の注意点】
| 注意点 | 対策 |
|---|---|
| 支払い | 現金を用意しておく |
| 天候 | 雨天時は休業の場合あり |
| 席数 | 10席程度が多い、混雑時は並ぶ |
| マナー | 長居は避け、食べ終わったら席を空ける |
屋台には独特のルールやマナーがあります。隣のお客さんと肩を並べて食べる体験は、屋台ならではの醍醐味です。地元の常連さんと会話を楽しみながら、福岡の夜を満喫してください。
福岡空港でのラーメン
福岡空港は市街地から近く、出発前にラーメンを食べることも可能です。国内線ターミナルには複数のラーメン店があり、搭乗前の時間を有効活用できます。
【福岡空港のポイント】
- 国内線ターミナル内にラーメン店あり
- 保安検査後のエリアにも飲食店あり
- お土産用ラーメンも購入可能
- 混雑時間帯は余裕を持って
福岡ラーメンに関するよくある質問
Q1: 博多ラーメンと長浜ラーメンの違いは?
基本的な材料やスタイルは似ていますが、長浜ラーメンは「替え玉」発祥の地として知られ、よりシンプルでスピーディーな提供スタイルが特徴です。博多ラーメンはそこから派生し、より洗練された味わいに進化しました。現在では両者の境界は曖昧になっており、「博多ラーメン」として総称されることも多いです。
Q2: 麺の硬さは何を選べばいい?
初めての方は「普通」または「カタ」がおすすめです。地元では「カタ」「バリカタ」が人気ですが、極細麺の硬さに慣れていないと食べにくく感じることがあります。まずは普通で試してみて、替え玉で硬さを変えて楽しむのがおすすめです。「ハリガネ」以上はお腹を壊す可能性もあるので、体調と相談しながら挑戦してください。
Q3: 替え玉は何回まで頼んでいい?
基本的に回数制限はありません。ただし、スープが薄くなってしまうため、2〜3回程度が一般的です。替え玉のたびにテーブルのタレでスープの味を調整すると、最後まで美味しく食べられます。中には5回以上替え玉をする猛者もいますが、お腹と相談しながら楽しみましょう。
Q4: 福岡ラーメンのカロリーはどのくらい?
一般的な博多ラーメン1杯のカロリーは、500〜700kcal程度です。濃厚系のラーメンや、チャーシュー増し、替え玉などをすると当然カロリーは増加します。ダイエット中の方は、スープを全部飲まない、替え玉を控えるなどの工夫をするとよいでしょう。
Q5: 福岡でラーメンを食べるならいつがおすすめ?
時間帯によって楽しみ方が変わります。ランチタイムは混雑しますが、回転が早いので待ち時間は比較的短いです。深夜は屋台や深夜営業の店で、飲んだ後の〆ラーメンを楽しめます。観光で訪れるなら、14〜17時頃の中休み時間を避けて訪問するのがおすすめです。
Q6: 子供連れでも入りやすい店はある?
博多駅周辺の商業施設内にある店舗は、子供連れでも入りやすい雰囲気です。一風堂や博多一幸舎などのチェーン店は、子供用の取り皿やカトラリーを用意している店舗が多いです。一方、カウンターのみの店や深夜営業の店は、大人向けの雰囲気なので注意が必要です。
Q7: 福岡ラーメンと他地域の豚骨ラーメンの違いは?
福岡の豚骨ラーメンは極細麺が特徴ですが、他地域では異なります。例えば、熊本ラーメンは中太麺でマー油(焦がしニンニク油)をトッピングし、鹿児島ラーメンは野菜が多く乗るのが特徴です。また、関東の家系ラーメンは太麺を使用し、濃厚な豚骨醤油スープが基本です。福岡の豚骨ラーメンは、シンプルかつ洗練されたスタイルが特徴といえます。
Q8: ラーメン店での注文の仕方は?
多くの福岡ラーメン店では、入店時に食券を購入するか、席についてから口頭で注文します。食券制の場合は、入口付近の券売機でラーメンの種類と麺の硬さを選びます。口頭注文の場合は、席についてから「ラーメン、カタで」などと伝えます。替え玉は食べ終わりそうになったタイミングで追加注文するのが一般的です。
Q9: 福岡でラーメン以外に食べるべきものは?
福岡はラーメン以外にもグルメの宝庫です。もつ鍋、水炊き、明太子、焼き鳥(とり皮)などが有名です。特にラーメン店巡りの合間に、屋台で焼き鳥やおでんを楽しむのもおすすめです。また、うどん発祥の地ともいわれており、博多うどんもぜひ試してみてください。
Q10: 持ち帰りやお土産用のラーメンはある?
はい、多くの人気店では持ち帰り用のラーメンセットを販売しています。冷凍や冷蔵のスープ、麺、具材がセットになっており、自宅で本場の味を再現できます。博多駅や福岡空港のお土産売り場でも、一風堂や一蘭などの有名店のラーメンが購入可能です。賞味期限や保存方法を確認して、旅の思い出を持ち帰りましょう。
Q11: 深夜でもラーメンを食べられる店はある?
福岡は深夜営業のラーメン店が多いことでも知られています。中洲・天神エリアでは、深夜2〜3時まで営業している店舗も珍しくありません。ShinShinは深夜3時まで営業しており、〆のラーメンとして人気です。また、中洲の屋台街では深夜まで営業しているラーメン屋台も多く、飲んだ後でもラーメンを楽しめます。
本記事で紹介したラーメン店の店舗情報
博多・天神エリア
【ShinShin 天神本店】
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市中央区天神3-2-19 |
| 営業時間 | 11:00〜27:00(翌3:00) |
| 定休日 | 不定休 |
| 電話番号 | 092-732-4006 |
| アクセス | 地下鉄天神駅より徒歩約5分 |
【博多一双 博多駅東本店】
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市博多区博多駅東3-1-6 |
| 営業時間 | 11:00〜24:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 電話番号 | 092-472-7739 |
| アクセス | JR博多駅筑紫口より徒歩約5分 |
【博多一幸舎 総本店】
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市博多区博多駅前3-23-12 |
| 営業時間 | 月〜土 11:00〜22:30 / 日 11:00〜21:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 電話番号 | 092-432-1190 |
| アクセス | JR博多駅博多口より徒歩約5分 |
【博多だるま 総本店】
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市中央区渡辺通1-8-25 |
| 営業時間 | 11:30〜翌1:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 電話番号 | 092-761-1958 |
| アクセス | 地下鉄渡辺通駅より徒歩約1分 |
長浜・西区エリア
【元祖長浜屋】
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市中央区長浜2-5-25 |
| 営業時間 | 6:00〜25:45 |
| 定休日 | 年末年始 |
| 電話番号 | 092-711-8154 |
| アクセス | 地下鉄赤坂駅より徒歩約10分 |
【安全食堂】
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市西区横浜3-35 |
| 営業時間 | 11:00〜16:00 |
| 定休日 | 水曜日 |
| 電話番号 | 092-806-2511 |
| アクセス | JR下山門駅より徒歩約15分 |
早良区・東区エリア
【ふくちゃんラーメン 田隈本店】
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市早良区田隈2-24-2 |
| 営業時間 | 11:00〜20:00 |
| 定休日 | 火曜日 |
| 電話番号 | 092-863-5355 |
| アクセス | 地下鉄野芥駅より徒歩約20分 |
【一成一代】
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市博多区東比恵2-17-23 |
| 営業時間 | 11:00〜14:30 / 17:30〜23:30 |
| 定休日 | 日曜日 |
| 電話番号 | 092-292-7555 |
| アクセス | 地下鉄東比恵駅より徒歩約5分 |
久留米エリア
【大砲ラーメン 本店】
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県久留米市通外町11-8 |
| 営業時間 | 10:30〜21:00 |
| 定休日 | 元日のみ |
| 電話番号 | 0942-33-6695 |
| アクセス | 西鉄久留米駅より徒歩約10分 |
公式サイト:https://taiho.net/
【丸星ラーメン】
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県久留米市高野2-7-27 |
| 営業時間 | 9:00〜21:00 |
| 定休日 | 第2・第4木曜日 |
| 電話番号 | 0942-33-6440 |
| アクセス | JR久留米駅より車で約10分 |
【清陽軒 本店】
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県久留米市諏訪野町1798-6 |
| 営業時間 | 11:00〜21:30 |
| 定休日 | 火曜日 |
| 電話番号 | 0942-32-9736 |
| アクセス | 西鉄久留米駅より徒歩約15分 |
公式サイト:https://seiyouken.jp/
※営業時間・定休日は変更になる場合があります。訪問前に各店舗の公式情報をご確認ください。
まとめ
福岡ラーメンの魅力
福岡ラーメンの魅力は、なんといってもその多様性と奥深さにあります。1937年の久留米から始まった豚骨ラーメンの歴史は、90年近くにわたって進化を続けてきました。
【福岡ラーメンの魅力まとめ】
| 魅力 | 内容 |
|---|---|
| 歴史 | 豚骨ラーメン発祥の地 |
| 多様性 | 博多・長浜・久留米の3大系統 |
| 独自文化 | 替え玉、麺の硬さ指定 |
| 店舗数 | 1,000軒以上のラーメン店 |
| 進化 | カプチーノ系など新スタイル |
日本全国にラーメンの名所はありますが、福岡ほど豚骨ラーメンに特化し、独自の文化を築き上げた地域は他にありません。替え玉や麺の硬さ指定といったシステムは、福岡から全国に広まったものです。
初めての人へのアドバイス
福岡ラーメン初心者の方には、以下のポイントをおすすめします。まずは有名店で基本の味を体験し、その後自分好みの店を探していくのがよいでしょう。
【初心者向けチェックリスト】
- 麺の硬さは「普通」か「カタ」から
- 替え玉は1回試してみる
- 紅生姜と辛子高菜で味変を楽しむ
- スープは全部飲まなくてもOK
- 複数店舗を巡って違いを楽しむ
【おすすめの巡り方】
| 日程 | おすすめプラン |
|---|---|
| 半日 | 博多駅周辺の有名店1〜2軒 |
| 1日 | 博多駅+天神エリアで3〜4軒 |
| 2日 | 博多+久留米で本格巡り |
| 夜のみ | 中洲の屋台で〆ラーメン |
1日で何軒も回りたい場合は、麺少なめ(半玉)で注文できる店もあります。お腹と相談しながら、効率よく巡りましょう。
また食べたくなる一杯を見つけよう
福岡には1,000軒以上のラーメン店があり、それぞれに個性があります。濃厚系が好きな人、あっさり系が好きな人、麺の硬さにこだわる人など、好みは人それぞれです。同じ豚骨ラーメンでも、店によって全く違う味わいを楽しめるのが福岡の魅力です。
何度も福岡を訪れて、自分だけの「また食べたくなる一杯」を見つけてください。それこそが、福岡ラーメン巡りの醍醐味です。
福岡ラーメンの世界は奥深く、一度や二度の訪問では味わい尽くせません。博多、長浜、久留米とそれぞれ特徴が異なり、同じ博多ラーメンでも店によって味わいは千差万別です。
ラーメン文化を楽しもう
福岡のラーメン文化は、単に美味しいものを食べるだけではありません。屋台での地元民との会話、替え玉という独自のシステム、麺の硬さを選ぶ楽しみなど、食を通じた体験そのものが魅力です。
【福岡ラーメンを楽しむための心得】
- 事前に人気店をリサーチしておく
- 混雑時間を避けて訪問する
- 地元民のおすすめを聞いてみる
- 初めての店では基本メニューを注文
- 替え玉で味変を楽しむ
- お土産用ラーメンで自宅でも楽しむ
次に福岡を訪れる際は、ぜひラーメン巡りを楽しんでください。豚骨スープの香りに包まれながら、福岡の食文化を存分に堪能しましょう。福岡ラーメンは、きっとあなたを虜にすることでしょう。一度食べたら忘れられない、あの白濁スープと極細麺の組み合わせが、あなたの再訪を待っています。

麺の硬さの種類一覧
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