ラーメン屋にいくと、ラーメン、つけ麺、まぜそば、油そば……様々なジャンルがある。

油そばもまぜそばも、ともに「汁がないラーメン」だ。

 

一体なにが違うのか?

 

「油そば」と「まぜそば」の違いについて考えたい。

油そばとは

名古屋で、本格的に「油そば」という言葉が浸透しだしたのは、2010年にオープンした歌志軒の功績だ。

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最初に、「油そば」って聞いたときに、

そんな油っぽい食べ物なんて流行らないって思っていたが、その後大流行。

歌志軒も現在は、50店舗以上になり海外にまで進出している。

まぜそばとは

それに対して、「まぜそば」といえば、麺屋はなびの「台湾まぜそば」が有名!

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今では名古屋めしのひとつで、名古屋名物にもなった。

油そばとまぜそばの違いとは?

結論からいうと、いろんな考え方があるが、調べた限り、

油そば=まぜそば

いっしょだった。

 

 

なんてつまらない結果…

 

 

せっかくなので、

油そば(まぜそば)の歴史について調べてみた。

油そば(まぜそば)の歴史

ウィキペディア先生によると、

油そばとは

油そば(あぶらそば)とはスープのないーメの一種である。

どんぶりの底に入ったごま油や、しょうゆベースのタレに、ラー油、酢などの調味料を好みでかけ、麺に絡めて食べる。代表的な具はメンマ、チャーシュー、ギなどである。店によっては油そばではなく、「もんじゃそば」、「まぜそば」、「手抜きそば」、「あぶらーめん」などと称することがあり、単純に「汁なしラーメン」ともいわれる。

歴史

①1952年昭和28年)に創業した国立市一橋大学そばの「三幸」が、のびたラーメンをヒントに昭和30年代前半頃から酒の肴として提供を開始したとする説

②昭和30年代武蔵野市境の亜細亜大学そばの「珍々亭」が中国の拌麺をヒントに油そばを発売したという説

この2説が存在している。いずれにしても東京の武蔵野地区から他地域に広がっていった。

 

ぼくの「油そばとまぜそばの違い」を語る!

ぼくが勝手に思っていることをタラタラ書きます。あくまで個人の見解です。

「油そば」と「まぜそば」は基本いっしょだが、様々なラーメン屋での「油そば」と「まぜそば」のお店の傾向から判断して下記の通りだ。

 

 

油そばとは、

たれと油が麺の下にあって、麺の上にシンプルなトッピングがのっている。

そして、食べる時にラー油をかけて、自分でまぜて食べるのが油そば。

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⬆︎東京油そば本舗の油そば

 

 

まぜそばとは、

提供された時点で、タレと油が混ぜてあって、既に麺と絡められている。

そして、その麺の上にボリュームたっぷりな具材がのっているものがまぜそば。

もう既に混ぜてあるのがまぜそば。

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⬆︎ご近所さんのR

 

あと多いのが、

油そばは、サラッとした植物性の油をつかっていて、

まぜそばは、ラードなどのこってりの動物性の油をつかっていることが多い。

まとめ

油そばもまぜそばも、言い方が違うだけで同じものをさす。

 

各個人のこだわりによって、これは「油そばだ」「まぜそばだ」って言い張る人もいる。

 

どちらもいっしょだ。

 

 

ラーメンをこだわる人はトコトンこだわりをもっているので、その人が目の前にあらわれたら、ラーメン論破して戦うよりも素直に「へ〜」といって聞いて受け止めることが一番穏やかにその場を過ごすことができる方法だ。

 

 

これだけ言っておきながら、

現在、当店には残念ながら「油そば」も「まぜそば」もない。

 

 

横浜家系ラーメン ぎん家(ぎんや)名古屋駅西口店